不思議で幻想的な宙玉写真のご紹介

 最近、このような写真を見たことがありませんか?

 

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(D750 + Ai AF Nikkor 28mm f/2.8 + Soratama72 + Extension Tube 72 (35mm) +Kenko デジタル接写リング 32mm)

 

 これは、上野ゼンジさんが考案された「宙玉」(そらたま)という撮影システムです。

 レンズの前に透明球を宛、球の中にピントが合うように設定することで宙に浮かぶ球の中の風景を撮影することができます。

 

 そして、このシステムは、フィルターやアクリル製の球、チップスターの筒なども利用しても自作することができるのですが、結構手間です。

 ということで、今は、「soratama 72」というものが製品化されいます。

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(画像:「製品版「soratama 72」とは? | 宙玉 soratama」より)

 

 そして、球の中に焦点が合うように、別途販売されているエクステンションチューブ(「Extension Tube 72」)を使ってレンズと「soratama72」の距離を取ったり、接写できるようにカメラボディとレンズの間に接写リング*1を入れたりします。

 なお、電子接点のない(よって、カメラボディ側のダイヤルでの絞り調整の情報をレンズに伝達できない)安価な接写リングを用いる場合は、絞りリングのあるレンズを使用する必要があります(Nikonの場合、Gタイプは使えません。)。

 

 この焦点の調整が結構難しいのですが、セッティング例は宙玉の公式ホームページにも何個か掲載されているので、これを参考にされるのがよいかと思います。

 ちなみに私は以下の構成です。

・カメラ D750

・レンズ Ai AF Nikkor 28mm f/2.8*2

・Soratama72

・Extension Tube 72 35mm(20mm+10mm+5mm))

・Kenko デジタル接写リング 32mm (20mm+12mm)

 

 上記の構成で試し撮りしたのがこちら(いずれも中之島バラ園で撮影しました。)。

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(D750 + Ai AF Nikkor 28mm f/2.8 + Soratama72 + Extension Tube 72 (35mm) +Kenko デジタル接写リング 32mm)

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(D750 + Ai AF Nikkor 28mm f/2.8 + Soratama72 + Extension Tube 72 (35mm) +Kenko デジタル接写リング 32mm)

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(D750 + Ai AF Nikkor 28mm f/2.8 + Soratama72 + Extension Tube 72 (35mm) +Kenko デジタル接写リング 32mm)

 

 結構ピントがシビアで難しいです。

 また、開放に近づけるるほど球の輪郭がぼけてしまうけれど、絞りすぎると全体が暗くなりすぎるという点もバランスが難しいです。

 

 こればっかりは数をこなすしかありませんね。

 

 なお、「Soratama72」、「Extension Tube 72」は、基本的に定価でしか販売されていませんが、「Kenko デジタル接写リング」は時折Amazonのタイムセールの対象商品になっています。

 

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*宙玉公式ホームページ

http://soratama.org/

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*1:電子接点のないMFのみ対応のものであれば中華製のものが複数Amazonなどで発売されていますが、噛み合わせが甘かったり、やっぱりAFも欲しくなったりしたという事情で、結局Kenkoのデジタル接写リングを買ってしましました。

*2:できる限り安くシステムを構成するために「D」タイプでないものをヤフオクで安く入手しました。